中村内科医院は腎臓病や生活習慣病の患者様に質の高い医療を提供する熊本市の病院です。
日本透析医会のガイドラインならびに通達を遵守した上で独自の対策を行っています。
透析室での感染症対策のご紹介
● 透析室全体の空気を1時間に3回以上の完全入れ替えを行うフィルター付き大型換気装置を設置しています。
● 透析ベッドの枕、シーツ、包布類は患者様ごとに毎回交換して清潔の保持に努めています。
● 透析穿刺針はすべての患者様へセーフティカット針を使用して血液汚染ならびに針刺し事故を防いでいます。
● 透析装置外装やベッド柵・オーバーテーブルは透析終了ごとに0.05〜0.1%濃度次亜塩素酸ナトリウム液による清拭と70%以上のアルコール液消毒を行っています。
● 透析室以外の共有スペース(待合室、更衣室、エレベーター、トイレ)も、透析開始後と透析終了後の2回透析室と同じ清拭・消毒を行なっています。
● 聴診器、体温計、マンシェットなどもア70%以上のアルコール液消毒を行なっています。
隔離個室での感染対策
密閉された個室では大型の換気扇に加え、紫外線LED技術を使った新しい空間除菌消臭装置Aeropureを設置して空気の清浄化を行っています。
待合室、更衣室などでの感染対策
3密を防ぐため、待合場所は複数設けて空間的隔離を行い、透析室への入室は待合場所ごとに時間的隔離を行い、更衣室や体重測定時の密を防いでいます。更に、ドアノブや手すりなど手に触れる部分はすべて低濃度次亜塩素酸による拭き上げを行なっています。更に各部屋エリアの床面積の広さに合わせて適切な空気清浄機を各エリアに配置して、空気の汚染や滞留を防いでいます。
同様の対応を透析室以外の外来、診察室、処置室でも行なっています。
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外来受付
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診察室
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処置室
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赤外線体温計測器
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透析室体重計前
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透析室で最も密になる体重計前の通路は、一定の間隔で並んで頂くように、床には目安の「Keep Your Distance」シールを貼り適切な空間的隔離を確保しています。
また、その通路脇には全自動のアルコール消毒装置を設置して、玄関エントランス、更衣室ロビーに続いて三重の手指消毒体制を敷いています。